におわない においがしない においがない

嗅覚障害

嗅覚障害とは?

嗅覚障害は大きく2つの症状に分けられます。

  1. ニオイが分からない、わかりずらい場合
  2. 別のニオイに感じる、嗅覚過敏、本人だけが強い悪臭を感じる場合

また、原因に関しては、

A:鼻づまりが原因(アレルギー性鼻炎、ちくのう症など)
B:鼻の粘膜がニオイを感じとれなくなっている。(風邪による炎症など)
C:中枢神経性の障害(頭部の外傷や、腫瘍、加齢の場合など)

に分かれます。一般的に多いものは、アレルギー性鼻炎やちくのう症、風邪が原因となるA・Bに起因するものが大半を占めます。また一部、ストレスにより嗅覚障害が生じる場合があります。

治療内容

原因により、治療法は異なります。アレルギー性鼻炎やちくのう症などが原因であれば、その治療を行なってゆきますが、嗅覚障害の症状に対する一般的な治療方法として、ステロイド薬の点鼻および服用を行います。ステロイドは局所で用いますので副作用がほとんど無く、有効な治療法です。

注意事項

嗅覚障害は原因によって対処法が異なります。原因となる症状の治療が、嗅覚症状の解決の近道ですので、医師の指示を守り、症状が悪化しないようにしっかりと治療してゆきましょう。

また最近では、新型コロナウィルス感染症と嗅覚障害の関連が報告されています。若い年齢で、突然嗅覚障害をきたして、その他の症状がほとんどない患者さんは新型コロナウィルス感染症の可能性がかなり高くなると思われますので、すぐに医療機関にご相談ください。

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