眼瞼下垂とは?(YouTube動画「眼瞼下垂」はこちら)
眼瞼下垂とは文字の通りまぶたが下に垂れることで、目を開いてもまぶたが十分に上がらなくなる状態です。
眼瞼下垂では上がらない・上がりにくいまぶたを正常な状態では使用しない筋肉や神経を使って上に上げようとするため、頭痛やめまい、肩こり、目の痛みなどの症状の原因にもなってしまいます。
眼瞼下垂の原因
先天的な原因
生まれつき、まぶたを上げる筋肉(眼瞼挙筋)に異常があり、まぶたが上げにくくい状態です。
片側だけの場合が多いのですが、まれに両側の場合もあります。
後天的な原因
最も多い原因は老化ですが、白内障など目の手術によりなる場合もあります。
またコンタクトレンズを長期間装用することが原因の場合もあります。
眼瞼下垂の症状
- まぶたが重い
- まぶたが十分に上がらない
- 目の痛みや目の疲れ
- 額のしわが深くなる
- 目やまぶたの見た目的な変化(眠たそうな目になってきた、二重の幅が変わるなど)
- 頭痛やめまい、肩こりなどの身体的な症状
治療方法
症状によって選択する治療方法は変わります。一般的には外科手術です。二重のラインに沿って切開し、まぶたを上げる筋肉が正常に働くように手術を行います。
手術時間は1時間半~2時間程度です。(当院では本院での入院治療にて行っています。)
費用は保険適用の場合、片側で25,000円~30,000円程度(3割負担の場合)です。