病院紹介
当院は昭和51年の開院当初から外来~手術までの一貫した治療を続け来ております。
設備の改修や新しい機器の導入など、日々患者様にとっていい医療を提供するための研鑽を続けております。
当院の沿革
昭和51年11月 19床で耳鼻咽喉科 医院開院
昭和56年1月 39床に増床・移転し耳鼻咽喉科 病院となる
平成12年8月 法人化
平成23年2月 東手城に分院(東手城医院・院長 平木信明)を開設
平成23年4月 医療法人を 宇高 毅が継承
平成25年4月 法人名を 徹慈会 に変更
平成26年11月 新病院完成 病床数35床に減床
平成27年4月 眼科 開設
平成31年4月 内科 開設
令和元年11月 高気圧酸素治療開始
令和2年7月 東手城に2施設目となる分院 形成外科・皮フ科 東手城クリニック を開設
令和4年6月 眼科専用手術室を新たに稼働
令和4年7月 福山市春日町に3施設目となる分院 春日クリニック(整形外科・リハビリテーション科)を開設
令和5年4月 めまいセンター開設
治療実績
耳鼻科 手術件数
平成22年 | 平成23年 | 平成24年 | 平成25年 | 平成26年 | 平成27年 | 平成28年 | 平成29年 | 平成30年 | 令和1年 | 令和2年 | 令和3年 | 令和4年 | 令和5年 | |
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a)耳科領域 | ||||||||||||||
鼓室形成術 | 61 | 47 | 68 | 55 | 59 | 72 | 78 | 62 | 73 | 59 | 54 | 62 | 60
(内視鏡3) |
62
(内視鏡30) |
アブミ骨手術・ アブミ骨可動化手術 |
1 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1 | 3 | 2 | 5 | 4 | 5 | 3 | 1 | 4 |
鼓膜形成術 | 1 | 1 | 4 | 3 | 5 | 2 | 1 | 4 | 5 | 4 | 1 | 8 | 1 | 2 |
乳突削開術 | 61 | 31 | 61 | 40 | 40 | 26 | 21 | 11 | 26 | 23 | 18 | 23 | 19 | 14 |
先天性耳瘻管摘出術 | 0 | 1 | 0 | 2 | 1 | 2 | 1 | 3 | 3 | 2 | 2 | 1 | 0 | 0 |
鼓膜チューブ留置術 | 0 | 0 | 0 | 0 | 11 | 4 | 12 | 13 | 9 | 16 | 11 | 13 | 5 | 5 |
b)鼻科領域 | ||||||||||||||
鼻内副鼻腔手術 (内視鏡下)(側) |
15 | 145 | 180 | 226 | 282 | 316 | 286 | 316 | 387 | 395 | 476 | 414 | 410 | 554 |
翼突管神経切除術(側) | 2 | 12 | 67 | 66 | 98 | 127 | 96 | 106 | 84 | 138 | 150 | 156 | 204 | 206 |
下鼻甲介切除術・ 鼻甲介切除術 |
3 | 66 | 103 | 104 | 133 | 170 | 187 | 238 | 254 | 332 | 522 | 479 | 541 | 702 |
鼻中隔矯正術 | 7 | 44 | 67 | 70 | 104 | 125 | 104 | 138 | 148 | 196 | 229 | 213 | 217 | 305 |
眼窩骨折観血手術 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
涙嚢鼻腔吻合術 (DCR) 鼻内法 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 2 | 1 | 2 | 0 | 5 | 4 | 4 |
c)口腔・上中咽頭領域 | ||||||||||||||
口蓋扁桃手術 | 0 | 9 | 11 | 17 | 28 | 30 | 39 | 34 | 26 | 37 | 24 | 25 | 21 | 16 |
アデノイド切除術 | 1 | 0 | 2 | 1 | 5 | 6 | 1 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 |
舌腫瘍手術 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
中咽頭腫瘍摘出術 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 5 | 1 | 0 | 1 | 2 | 5 | 1 | 4 | 1 |
d)喉頭・気管支・ 下咽頭・食道領域 |
||||||||||||||
声帯ポリープ切除術 (喉頭鏡) |
0 | 4 | 7 | 8 | 10 | 13 | 13 | 17 | 21 | 22 | 15 | 16 | 9 | 11 |
喉頭腫瘍摘出術 (直達鏡) |
0 | 1 | 5 | 2 | 2 | 2 | 2 | 0 | 0 | 4 | 2 | 2 | 1 | 4 |
e)顔面・頸部等領域 | ||||||||||||||
唾液腺腫瘍手術 | 1 | 11 | 3 | 4 | 5 | 13 | 11 | 16 | 15 | 11 | 6 | 9 | 6 | 9 |
唾石(含顎下腺)摘出術 | 0 | 3 | 3 | 4 | 3 | 4 | 4 | 2 | 3 | 8 | 3 | 4 | 3 | 4 |
頸瘻・頸嚢摘出術 | 0 | 1 | 1 | 2 | 2 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 |
甲状腺腫瘍摘出術 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | 3 | 3 | 0 | 1 |
リンパ節摘出手術 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 2 |
医師紹介
耳鼻咽喉科医師紹介
◆工田 昌也(めまいセンター センター長)
広島大学付属高校卒。昭和57年広島大学医学部卒。昭和60年広島大学医学部大学院卒。昭和63年スウェーデン、カロリンスカ研究所大学院卒。広島大学講師、診療准教授を経て、令和5年4月より当院に勤務。医学博士(広島大学、カロリンスカ研究所)。Barany Society会員(平成元年~)。The Prosper MeniereSociety会員(昭和63年~)。日本めまい平衡医学会専門会員(平成7年~)、相談医(平成27年~)、代議員。
◆宇高 毅(理事長・堀病院 院長)
愛光高校卒。平成8年産業医大卒。産業医大助教、九州労災病院耳鼻咽喉科部長、熊本労災病院耳鼻咽喉科部長を経て、平成22年10月より当院に勤務。
◆石川 修司(堀病院 耳鼻咽喉科部長)
大阪府立豊中高校卒。平成9年京都大学医学部卒。京都大学病院、関西電力病院、ラッフルズジャパニーズクリニック(シンガポール)、公立神崎病院を経て、平成4年10月より堀病院勤務。
◆平木 信明(東手城医院 院長)
福岡県立小倉東高校卒。平成11年産業医大卒。産業医大助教、浜松労災病院副部長、熊本労災病院副部長を経て、平成23年2月より東手城医院に院長として勤務のほか、本院でも耳鼻咽喉科の外来診療や手術を担当している。
◆河野 達也(堀病院 副院長・頭頸部外科部長)
愛光高校卒。平成17年岡山大学医学部卒。岡山大学病院、広島市立病院、四国がんセンターを経て平成31年4月より堀病院勤務。
耳鼻咽喉科・頭頸部外科 手術顧問
◆上田 成久(専門:鼻科学、内視鏡下副鼻腔手術)
福岡県立小倉高校卒。平成4年 東北大学卒。産業医大 耳鼻咽喉科 講師を経て、平成20年 北九州総合病院 耳鼻咽喉科部長。
◆宮崎 日出海(専門:耳科、神経耳科、聴神経腫瘍手術)
開成高校卒。平成5年 東京慈恵会医大卒。東京慈恵会医大 耳鼻咽喉科助手、平成18年 国家公務員共済組合連合会東京共済病院 耳鼻咽喉科部長を経て渡欧。
平成25年からコペンハーゲン大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科 客員教授、平成27年から東京女子医科大学東医療センター耳鼻咽喉科 客員教授。
京都大学大学院医学研究科 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学 、山形大学医学部 耳鼻咽喉・頭頸部外科学講座、慶應義塾大学医学部 耳鼻咽喉科学教室 非常勤講師。
日本耳科学会代議員ほか、多数の国際学会評議員を兼任。
◆竹林 宏記(専門:鼻科学、嗅覚障害、内視鏡下副鼻腔手術、鼻腔涙嚢吻合術(鼻内法))
愛光高校卒。平成12年 兵庫医大卒。兵庫医大耳鼻咽喉科助手を経て、平成24年 大阪みなと中央病院 耳鼻咽喉科部長。
紹介記事:美蕾(2020年新春号)No.136
◆桂 弘和(専門:耳科学、神経耳科、鼓室形成術)
高槻高校卒。平成14年 兵庫医大卒。兵庫医科大学耳鼻咽喉科講師を経て、令和元年 かつら耳鼻咽喉科院長に就任。元日本耳科学会代議員。中内耳手術を4000例以上を経験。開業後も兵庫県内の複数病院で鼓室形成術を行っている。
麻酔科 顧問
◆白石 宗大(麻酔専門医・指導医、労働衛生コンサルタント)
青雲高校卒。平成10年産業医大卒。産業医大大学院、米国テキサス大学医学部留学、産業医大助教、専属産業医を経て、現在済生会八幡総合病院麻酔科部長。
設備紹介
当院ではより正確な手術を行うために、最新の手術機器を積極的に導入しています。
ストライカーENT ナビゲーションシステム
脳や眼などの周辺組織との関係を3次元的に把握することができます。
ストライカーENT ナビゲーションシステム カタログ (stryker.com)
内視鏡システム OLYMPAS VISERA 4K UHD
従来のハイビジョン内視鏡では実現が難しかった55インチの
大画面モニターでの手術も、4K画質がもたらすクリアな画像に
よって、細部にわたり正確で安全な手術を可能としました。
※4K手術内視鏡システムは当院が日本初導入の機器となります。
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内視鏡システム OLYMPAS VISERA Pro
- 副鼻腔内視鏡手術に使用する装置です。高精細かつ広範囲な画像によりスムーズな手術が可能です。
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手術用ナビゲーションシステム Kick NAVIGATION
手術用のナビゲーションシステムです。
リアルタイムで手術器具がどの位置にあるかを示してくれ、人間の眼では見落としてしまいがちな細かな部位を安全にサポートしてくれます。
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ドレーゲル 麻酔ワークステーション アトランA300
麻酔器です。
他の装置とネットワーク化し、安全に双方向通信を行うことが可能で、データや情報を共有することで、効率性を高め、麻酔におけるエラーを削減します。 -
位置決定用神経探知刺激装置 NIMシステム 3.0
手術中に神経を確認するための装置です。鼻や耳の手術では神経の近くを操作するため、神経を確認し保存させることが重要となります。この装置は顔面神経や反回神経、迷走神経のモニタリングが可能となり、術中の神経損傷のリスクを低減し、かつ安全な手術ができる最新のモニタリング装置になります。
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手術顕微鏡 Leica M525 F40
最先端の光学技術により、鮮明な術野を確保され、より安全に手術が行える顕微鏡です。
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IPCドリルシステム
鼻副鼻腔手術、耳科手術に用いる装置です。種類豊富なブレード・バーを使用することで幅広い術式に対応することを可能にしています。
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ハイスピードドリルシステム Bien Air NANO MICROMOTOR OSEEOSTAP
手術用のハイスピードドリルシステムです。耳鼻咽喉科領域において優れた性能を発揮できるシステムとなっております。
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ORYMPUS 超音波手術システム SonoSurg(ソノサージ)
「超音波手術システム SonoSurg」はこれまで別々に使用が必要であった、血管等の組織を剪んで凝固切開する超音波凝固切開、超音波振動により組織を破砕・乳化し吸引する超音波吸引を1つのシステムで行える手術システムです。
これにより手術の安全性向上はもとより、手術の効率化も向上しました。
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内視鏡システム OLYMPAS VISERA PRO
副鼻腔内視鏡手術に使用する装置です。高精細かつ広範囲な画像によりスムーズな手術が可能です。
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ellman サージトロン Dual EMC
サージトロンは4.0MHzの高周波により、より少ない出力で狭い範囲に熱を集中させることができ、短時間の温度上昇を生み出すことにより、炭化組織を少なく抑えることができます。
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永島医科器械 咽喉頭直達鏡 佐藤式 彎曲方
内視鏡下による下咽頭表在癌の観察・手術に使用する器具です。 歯・顎関節・頸椎への負担も軽く、確実な診断・手術を可能にする 器具です。
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スカイルック クリスタル
スカイルック クリスタルは、熱による上昇気流がおきにくいLED照明灯です。
空力を意識して気流の通り道を確保したAero-Streamデザインの採用により、天井からの層流を妨げることなく、高い無菌効果を発揮します。
よって、細部にわたり正確で安全な手術を可能としました。