捻挫
捻挫とはどのような状態ですか?
捻挫は足首で起こることが多く、足首の靭帯が伸びたり切れてしまう状態のことを指します。
スポーツをしている際に足首を捻ったり、歩いているときに足首を捻ってしまうことによる捻挫が多いです。
足首を内側にひねるを内反捻挫、外側にひねる捻挫を外反捻挫といい、捻挫の多くは内反捻挫です。
足首の靭帯の損傷度合いによって重症度が分けられており、靭帯が伸びた程度の捻挫が軽度、靭帯の一部だけが
切れる捻挫が中等度、靭帯が完全に切れてしまう捻挫が重度となります
捻挫の主な症状は足首の痛みや腫れ、くるぶしを押した際の痛みなどがあります。
捻挫はどのようにして治療しますか?
捻挫の治療の際には、レントゲンで骨折していないかを検査する場合があります。
治療で最も重要なのは足首を固定した状態で安静にすることです。捻挫を起こした直後は患部を氷などで冷やすこ
とも効果的です。症状に応じて痛み止めの内服薬や湿布を処方することもあります。
捻挫した場合、病院には行った方がいいですか?
軽度の捻挫の場合には患部を冷やしてあまり動かさないようにすることで改善することもありますが、痛みや腫れ
が強い場合は整形外科を受診することをお勧めします。
捻挫した際に骨折している場合もありますので、気になる方は整形外科で念の為レントゲン検査を受ける方が良い
でしょう。
捻挫が治っていない状態で自己判断で運動などを再開してしまうと症状が長引いてしまったり、捻挫を繰り返して
しまう原因になってしまうこともあります。再発予防のためにテーピングやサポーターを用いて足首を固定するこ
ともできますので、お気軽にご相談ください。