メディセル療法（筋膜リリース）

メディセル療法（筋膜リリース機器　メディセルミニpro8）

当院採用の、筋膜リリース機器「メディセルミニpro8」は、皮膚を直接吸引することで、皮下の結合組織にアプローチします。筋膜などの結合組織のゲル化(粘度が上昇すること。これにより身体が動かしにくくなる。)やリンパ液等の循環不良を、優しく素早くスムーズにリリース（解放）する「結合組織循環療法」・「膜循環療法」です。頭から足の先まで様々な部位の施術が可能です。学術・理論に基づき、臨床報告及び多くの学会で症例発表を重ね、エビデンスを確立しています。

メディセルの効果について

１．痛みを和らげる

皮下組織の隙間が狭くなると、リンパ液が滞り、神経を刺激して痛みが起こります。痛みに対して皮膚吸引を行うことで、リンパ液の循環を改善し、神経への刺激を緩和することができます。

２.むくみを楽にスッキリと

皮膚吸引を行うことで、皮膚と組織の隙間を広げ、血液やリンパ液の循環を良くし、むくみが改善され、むくみによる不定愁訴へアプローチすることができます。

３．筋肉の機能を整える

スポーツなどによるケガ、障害、使い過ぎによって痛めた筋肉に対し、皮膚吸引を行うことで、筋肉の滑走を高め、弱った機能を整える効果があります。

４．可動域制限の緩和

筋肉の異常な緊張は、関節を構成している骨を引っ張ってしまうため、ずれが生じます。皮膚吸引を行うことで筋肉の緊張を緩め、可動域制限の緩和が期待できます。同じ姿勢を長時間取り続けたり、スポーツによる怪我や障害が原因によるバランスのずれを改善します。

５．リラックス効果　皮膚は「第0の脳」

皮膚は、人体で一番大きな臓器と呼ばれ、その受容力や解析力には驚くべき能力があり、「第0の脳」と言われています。メディセル独自の吸引システムによる皮膚振動は、脳を刺激し、脳内に最上のリラックス状態であるα波の状態をつくり出します。自律神経の働きにも影響を及ぼし、血流の循環が良くなり、多くの酸素が送られることで筋肉と関節の可動域がアップします。また、不安軽減効果が高まるなど、メンタル面での高い効果があると言われています。人体の基盤となる能力を上げることで治療効果をアップさせていきます。

筋膜リリースって？

筋膜とは

筋膜とは、筋肉だけでなく、腱、骨、内臓、脳に至るまでと全身をくまなく張り巡られています。そして、血管や神経までの体内組織を保護し、人の形を形成しています。よって筋膜は “第2の骨格”と呼ばれているのです。この筋膜がねじれたり、拘縮（固まってしまう）と様々な症状が現れます。

筋膜がねじれたり拘縮してしまう原因は？

まずは、使いすぎです。筋肉それ自体も、筋肉を包んでいる筋膜も、過剰な伸び縮みを繰り返すことで、どんどん硬く強ばってムラができてしまいます。そうなると血液やリンパ液の流れが悪くなって、痛みや可動域制限の原因になる物質が溜まり、結果として筋膜がねじれてしまいます。

次に、不動です。じっとしているように見えても、筋肉は骨を支えるために力を出して、また体重を受け止めて圧迫されています。そのため、筋肉と筋肉を包んでいる筋膜も、押し潰された状態となり、血液やリンパ液の流れが悪くなると共に、筋肉と筋膜はお互いに押しつけられ、筋膜がねじれてしまいます。

筋膜がねじれたり拘縮するとどうなるのか？

筋膜のねじれによって「循環不良」が起こります。それは、発痛や腫れ、むくみ・頭痛・肩こり・腰痛・冷え・生理痛・ボディラインの崩れなど様々な症状を引き起こします。また、筋膜の拘縮は膜の下にある組織を圧迫します。筋膜は、筋肉だけではなく、骨や内臓そして神経を被っていますのでその筋膜が拘縮されると筋肉だけではなく骨や内臓、神経に悪影響を及ぼす可能性が考えられます。筋膜リリースをすることで、様々な症状の改善が期待できます。

メディセル（筋膜リリース）のよくある質問

Q: メディセル施術は痛みを感じますか？
A: メディセルは皮膚をやさしく吸い上げる施術です。痛みはありません。一人一人の症状に合わせた吸引圧の調整が可能です。痛みがあるようならおっしゃってください。

Q: どんな症状に効果がありますか？
A: メディセルは、デジタル社会、ストレス社会特有の様々な不調を軽減します。リモートワークによる腰痛、スマホ依存による肩の凝り、目の疲れなどの慢性期疾患やぎっくり腰、打撲などの急性期疾患に力を発揮します。詳しくはメディセル５つの効果をご確認ください。

Q: 危険性はありませんか？
A: 皮膚を直接優しく吸い上げながらマッサージをしていく施術機器です。従来の押す、もみほぐす施術に比べリスクが少ない施術です。※ミニプロエイトはペースメーカーや人工関節への施術にも対応しています。